日興アセットマネジメントでは、LGBTQ+ コミュニティが直面する問題に焦点を当て、社内外での支援を推進する取り組みを続けました。



4月、LGBT Financeの一員として、6年連続で東京レインボープライドに参加しました。当社社員が、西田豊会長、ステファニー・ドゥルーズ社長、浅井公広常務執行役(社員が自主的に参加するジャパンLGBTQグループのエグゼクティブ・スポンサー)と共にパレードに参加しました。また、当イベントには兄弟会社である三井住友信託銀行の皆さまも参加され、このパートナーシップにより、我々の平等と受容のメッセージを一層強く発信できるものと考えています。

さらに、プライド月間である6月には三井住友信託銀行と共に社員向けセミナーを開催しました。ここでは三井住友トラスト・グループのアライネットワークが紹介され、 当社が今後自社のアライネットワークを構築するにあたり大変参考になる内容でした。このセミナーでは他にも、ジャパンLGBTQグループの取り組みや、当社が日本の資産運用会社として初めて加盟した、金融機関のグローバル連盟LGBT Greatとの提携を紹介しました。

また、ジャパンLGBTQグループの共同リードであるITグローバルヘッド・赤尾幸俊が、LGBT Greatによる2023年のトップ50エグゼクティブ・アライとして選出されたことも発表しました。赤尾のLGBTQへの取り組みは、2017年の当社内のアイデア・ジェネレーション・フォーラムでの提案から始まり、このことがLGBTQグループの設立に繋がりました。それは、女性、障がい者、環境、フィランソロピー、人種平等など、他のサステナビリティ・グループの発足のきっかけとなり、当社の文化にとって重要であるコーポレート・サステナビリティの一連の取り組みの始まりでした。



LGBTQグループのエグゼクティブ・スポンサーである浅井は、「当グループの設立は、日興アセットマネジメントにとって重要な瞬間でした。これは、私たちがすべての従業員を受け入れ、包摂的な職場を作り出すことへの模範を示そうとする意志を象徴するできごとでした。」と述べています。

これらのイベント以外にも、日興アセットマネジメントでは、包摂的な職場環境を実現するための取り組みを行っています。当社では事業運営のあらゆる側面に多様性と包摂性を融合させる戦略的かつ体系的なアプローチが有効であると信じています。たとえば、同性のパートナーを持つ従業員に対して、福利厚生を提供することなどが一例です。私たちは、違いを尊重し歓迎する職場づくりを追求し、だれもが受け入れられる未来を目指します。

西田は、「日興アセットマネジメントは、一人ひとりがもたらす価値を認識し、多様性を課題ではなく、資産と捉えています。私たちは、社内、そして社会でも、平等と包摂性の推進に揺るぎないコミットメントを持って取り組んでいます。」と述べました。



ステファニーは、「プライド月間に参加することは一回限りのイベントについてのことではありません。それは、継続的な変化にコミットすること、自己教育、偏見に挑戦し、より公平な世界を作り出すことについてのことです。これは日興AMが持つビジョンであり、私たちはこれらの原則を維持し、誇りを持ってリードし続けるでしょう。」と締めくくりました。

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